2025年7月25日金曜日

四季喰(しっくい) のむら


本日は天神祭り。
本宮で奉納花火がある日です。

大阪駅も混雑していて、天満駅には臨時改札もできていました。
浴衣姿の人で祭り気分を感じます。
少しでも涼を求めて天神橋筋商店街を進もうと思ったけれど、あまりの人の多さで、混雑を避けるために扇町公園を抜けました。

そんな扇町公園近くに、「四季喰のむら」はあります。
日本料理と手作り豆腐、湯葉料理のお店です。

暑かったので、まずはノンアルコールビールで乾杯!

前菜

前菜は運ばれたとたん「きれ~い!」と声が出てしまいました。
七月は七夕がテーマということです。
笹の葉に色鮮やかなこんにゃくの短冊 がかかっていたり、酢漬けにしたビーツとシシトウを朝顔に、八幡巻を竹に、しらたきのタラコ和えを天の川に見立てるなど、細工が施されています。

造り

お造りは、マナガツオ、イシダイ、タコ、湯葉。

蓋物(湯葉鍋)

湯葉鍋には、豆腐、湯葉、白身魚、キノコ。

焼き物

焼き物は、アワビと、甘鯛です。
ごはんを甘鯛で巻いていて、イカスミソース仕立て。
ソースを夜空に、甘鯛の織姫・彦星が出会う七夕のイメージのお皿です。

アワビが出たら、日本酒がいいよね!ということになり、お店の方におすすめを聞いたら、冷えた「庭のうぐいす」というお酒を出してくれました。
まずはテイスティングさせてくれて、「気に入らなかったら遠慮なく言ってくださいね。」と。
スッキリした軽い口当たりが良かったので、この「庭のうぐいす」をいただきました。

酒器は自分の好きなものを選べるスタイルです。



揚物

揚げ物は、どじょうです。
初めて食べました。
塩味が効いていて、これまた日本酒とあう!

預鉢

かぼちゃとトウモロコシの寄席物は、夏らしくひまわり仕立てです。

自家製豆腐とおから

自家製豆腐は、まずはそのままで。
干し納豆、塩、生姜の薬味はお好みで。

赤米と鱧の吸物


最後に水物は、ところてんです。
自分でところてん突きを使うところが演出ですね。


水物(ところてん)

ブドウ酢と黒蜜のどちらかをかけていただきます。
ブドウ酢はさっぱりとした清涼感、
黒蜜は甘く、どちらもデザート感が増します。
私はところてん大好きで、夏は三杯酢でよく食べますが、こういう食べ方もあるんだなと思いました。


食事が終わり、帰る頃には、店頭でスタンドグラスの明かりが灯っていました。
月替わりでメニューは変わるそうなので、四季折々の季節を感じるメニューが楽しみですね。

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