大阪日本民芸館では、秋季特別展「棟方志功と福光の風景ー交歓の日々よりー」が開催中です。
福光は、今の富山県の南砺市になります。
版画家の棟方志功は、1945年から1951年戦中戦後に福光に疎開していたそうで、この時期の福光を題材とした作品が、今回集められています。
それに伴い、棟方志功研究家の石井頼子さんによる茶話会「棟方志功流お茶の楽しみ」に参加してきました。
石井頼子さんは、棟方志功の初孫で、一緒に住んでいた時期もあるそうです。
棟方志功は、お茶を日常的に気軽に楽しんでいたそうです。
セミナー室には、秋のお茶会のしつらえがしてあります。
花入「白地草花絵扁壷」(河井寛次郎) |
呉須合子(河井寛次郎) |
茶杓(黒田辰秋) |
床 書「いろは」(棟方志功) |
一服目のお菓子は、富山の「三国一最中」です。
亀甲の形で、大納言小豆・てぼう豆・白小豆の三種の餡が入っています。
菓子「三国一最中」(右の紙はクジ) |
今回6人の参加者で、くじを引き、その順番で器を選び、お茶を点てていただきます。
写真を撮り忘れましたが、くじが入っている蓋付きの器は河井寛次郎の作でした。
私は最後から2番目にくじを引き、①の数字を引き当てたので、一番の権利を得ました!
10客ある中から一つ選ぶのですが、私は迷いなく目にとまったこちらの器を選びました。
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